家族で対応がそろっていないと、その行動はいちばん消えにくくなります
2026/09/04
家では通らないけれど、祖父母の家では通る。学校では止められるけれど、家では通る。父親は許すけれど、母親は許さない。
こういうとき、子どもは混乱しているように見えます。
実は、混乱していません。ものすごく正確に学習しています。
「この人には通る」「この場所では通る」。それを覚えているだけです。
長野県佐久市で放課後等デイサービスを運営する私たちが、支援の現場でいちばん大事にしていることをお伝えします。
ここからが本題です
問題は、その先にあります。
行動分析学に、こういう性質が知られています。
毎回もらえるより、たまにしかもらえないほうが、その行動は消えにくくなる。
10回に1回しか当たらないほうが、やめられない。ギャンブルが続いてしまう仕組みと同じです。
つまり、対応がバラバラだと、その行動はいちばん消えにくい形で強まります。
これは「みんなでちゃんとやりましょう」という心がけの話ではありません。そろっていないこと自体が、行動を強くしているという仕組みの話です。
だから、一人が正しくても足りません
お母さんだけが正しい対応をしていても、お父さんや祖父母の対応が違えば、結果として「たまに通る」状態が作られます。
これは、誰か一人がまちがっているという話ではありません。全員が良かれと思って動いていても、そろっていなければ同じことが起きます。
だからこそ、家族で共有する必要があります。
そろえるのは、3つだけで十分です
全部をそろえようとすると続きません。的を絞ります。
- 通す/通さないの線 ── いちばん困っている行動を1つ選び、そこだけ全員でそろえる
- 通らないときの言い方 ── 長く説明せず、同じ短い言葉を使う
- できたときの返し方 ── その場で、すぐ返す
3つめを忘れないでください。止めることだけをそろえても、代わりの行動が育ちません。
祖父母にどう伝えるか
佐久市は三世代で近くに暮らすご家庭が多い地域です。祖父母の協力は大きな力になります。
伝えるときは、「甘やかさないで」ではなく、事実と目的で伝えるほうが届きます。
「この子は今、泣けば通ると覚えている最中です。ここだけ全員でそろえたいので、力を貸してください」
理由が分かれば、協力してもらいやすくなります。
ついんずくらぶでやっていること
事業所の中でも、同じことが起きます。スタッフによって対応が違えば、そろっていない状態になります。
だから私たちは、一人ひとりについて「どの行動に、どう返すか」を全員で決めて記録に残します。誰が入っても同じ返し方になるようにしています。
そして、その内容をご家庭とも共有します。事業所と家庭で対応がそろったとき、変化が出るのがいちばん早いからです。
お子さんの行動でお困りのことがあれば、ご相談ください。見学・体験も随時受け付けています。
放課後等デイサービスついんずくらぶ
住所:〒385-0022 長野県佐久市岩村田647
電話番号:0267-74-3210
----------------------------------------------------------------------
放課後等デイサービスついんずくらぶ
住所 : 長野県佐久市岩村田
電話番号 :
0267-74-3210
佐久市でお子様への丁寧な支援
----------------------------------------------------------------------